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【新刊書】ヘイトをとめるレッスン

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「ヘイト」は韓国語の「嫌悪」。
嫌悪は一般的には感情的にひどく嫌うことを意味するが、「ヘイト表現」という場合は、感情的に嫌うだけでなく、あるカテゴリーに属する人たちを敵対視し、差別し、排除するようなことを表すものとされる。
表現の自由、人はみな同じく人間であることを否定する「ヘイト表現」をしないようにするためには、何が「ヘイト」なのかをよく知り、自分の中での基準を身につける必要がある。


シリーズ:いきする本だな
書名:ヘイトをとめるレッスン
著者:ホン・ソンス(洪誠秀)
訳者:たなともこ・相沙希子
編集協力:朴鐘厚(パク・ジョンス)
装幀:安藤順
発行年:2021年 初版
発行:ころから
高さ:20センチ 幅15センチ 厚さ1.8センチ 240ページ

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<ころからさんによる紹介文>
ヘイトスピーチの入門書にして、ヘイトをなくすための決定版!
シリーズ「いきする本だな」第1弾

韓国でヘイト問題の研究者として、また差別禁止法制定を目指す活動家として奔走するホン・ソンスの著作を完全日本語訳。
ヘイトスピーチとはなにか、男性へのヘイトスピーチは成り立つのかから、ヘイトからジェノサイドへ至る段階的特徴などを解説。「ヘイトスピーチの入門書にして、ヘイトをなくすための決定版」と言える一冊。
カバー挿画は、韓流ドラマ『ミョヌラギ』の原作者、ス・シンジさんによるイラストで、平易な文章とあいまって、高校生・大学生にも親しみやすくなっている。

<目次>
日本の読者へ
はじめに
プロローグ

レッスン1 ヘイト表現とは何か? なぜ問題なのか?
レッスン2 マジョリティへのヘイト表現もある?
レッスン3 ヘイト表現を類型化する
レッスン4 ヘイトのピラミッドを知る
レッスン5 ヘイトが拡散する背景
レッスン6 ヘイト表現が憎悪犯罪を生む
レッスン7 ヘイト表現と歴史否定は関係するか?
レッスン8 ヘイト表現と戦う人びと
レッスン9 米国ではヘイト表現の自由がある?
レッスン10 「禁止か許容か」の二者択一をこえて
レッスン11 「ヘイト表現罰則化」の明暗
レッスン12 ヘイト表現の解決方法はひとつではない
レッスン13 ヘイト表現を規制する方法
レッスン14 政治が果たすべき役割
レッスン15 ヘイト表現に対抗表現で立ち向かえ

エピローグ
コラム 韓国のヘイト論争

<著者>
ホン・ソンス
1975年生まれ。韓国・淑明女子大学法学部教授。専門は法哲学と法社会学。高麗大学で学士、修士を経て、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで国家人権機構についての法社会学的研究で博士号取得。スペイン国際法社会学研究所、オックスフォード社会・法研究所、ロンドン大学人権コンソーシアムなどでの研究を経て現職。2016年に韓国の「ヘイト表現の実態調査及び規制方案の研究」の研究責任者として報告書作成にかかわり、現在も包括的差別禁止法の制定に取り組んでいる。

<訳者>
たな ともこ
1978年京都生まれ。大学非常勤講師。通訳案内士。立命館大学法学部、同大学院修士課程をへて、ソウル大学法学部博士課程に留学(単位取得)。ハン・インソプ「韓国の国民参与裁判」(法学セミナー2010年4月号、日本評論社)など、法学・社会学関係を中心に翻訳に携わる。

相 沙希子
1979年千葉県生まれ。東京女子大学現代文化学部卒業。高麗大学韓国史学科修士課程修了(開港期専攻)。2007年から2018年まで公益財団法人日韓文化交流基金に勤務し、現在は韓国在住。

<編集協力>
朴 鍾厚 (パク・ジョンス)
1978年、ソウル生まれ。
延世大学人文学部卒業。同大学大学院国語国文学科修士・博士課程修了(文学博士)
同志社大学嘱託講師を経て、現在獨協大学国際教養学部特任准教授。

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