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1980年頃にウィーンに留学した経験も踏まえ、19世紀末のウィーンの街を建築、美術、音楽、様々な切り口で語る。
書名:世紀末ウィーンの知の光景
著:西村雅樹
出版社:鳥影社
出版年:2017年 初版
サイズ:高さ20センチ 厚み3センチ 402ページ
<帯文>
奥深く、多様性をはらむ世紀末ウィーンの文化を、これまで知られている事柄はもとより、ほとんど知られていない知見を豊富に盛り込んで扱う。文学を初め、美術、音楽、建築・都市計画、そしてユダヤ系知識人の動向まで射程に収める。
<鳥影社さんによる紹介文>
世紀末ウィーンを隈なく歩く
<目次>
序 章 ウィーンでの体験から
第一章 夢をはらむ建築家
第二章 芸術家たちの日本への関心
第三章 音楽界の不協和音
第四章 ユダヤ系知識人の諸相
第五章 平安の喜びを告げるある表現
<著者>
西村雅樹(にしむら・まさき)
1947年京都市生まれ。
1972年京都大学大学院文学研究科修士課程修了。
1979年秋から2年間、オーストリア政府奨学留学生としてウィーン大学留学。
愛媛大学教養部講師、広島大学総合科学部講師、助教授、教授、京都大学大学院文学研究科教授を経て、
現在、広島大学名誉教授、京都大学名誉教授。ドイツ文学・オーストリア文化研究専攻。
著書
『言語への懐疑を超えて—近・現代オーストリアの文学と思想』(東洋出版、1995年)
『世紀末ウィーン文化探究—「異」への関わり』(晃洋書房、2009年)
訳書
アルブレヒト・ゲース『泉のほとりのハガル』(日本基督教団出版局、1986年)
ユーリウス・H・シェプス編『ユダヤ小百科』(共訳、水声社、2012年)
レビュー
(9)
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