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【新刊書】日本の歴史を突き詰める - おおさかの歴史

¥1,650 税込

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地方史研究協議会で、おおさか(大坂・大阪)の歴史を地方史の視点からあれこれあつめた、先史時代から近代までを深掘りする21本の論考。

シリーズ:地方史はおもしろい05
書名:日本の歴史を突き詰めるーおおさかの歴史
編:地方史研究協議会
発行:文学通信
発行年:2022年 初版
サイズ:18×11×2 センチ 272ページ

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<文学通信さん・地方史研究協議会による紹介文>
現代社会のその先を作るために。日本の歩みを記憶として地域から残し伝え考えるための本。日本史ファン、研究者必携のシリーズ5冊目。

本書は「おおさか」を取り上げる。あえてひらがなで表わすのは、地域概念としての「おおさか」への関心は全国的であり、時間的な広がりを持つことによる。その概念はまた、全国的であるがゆえにデフォルメされた情報も少なからず含まれいる。なので全国に大きな影響を与え続けてきた、例えば古代における難波宮、豊臣氏の大坂城、あるいは各時代を通じて発展を示した文化・学問といったような大きなテーマは本書ではあえて取り上げていない。

取り上げるのは、執筆者が持ち寄った地域に残された史料である。その史料を検討し、そこから見通される歴史認識を再構築していくのが本書の「おおさか史」である。地方史の研究者は、身近に残る資料を手がかりに、どれほど思考を重ね、ときには悪戦苦闘を重ねているものか。刺激に満ちた推理過程は、歴史を理解するとはどういうことか、「おおさか」の歴史を真に知りたいと願う人に、楽しく、間違いのない導きの糸となっていること請け合いです。

第1部「飽くなき追究! 新しい歴史学の可能性と方法を求めて」では、歴史学のあり方あるいは課題設定の可能性を問おうとする。第2部「史資料が語る! おおさかの町と人」では、都市のコアな部分に関する解明を試みます。第3部「水と街道を注視する! 変化するものと変化しないもの」は、街道・用悪水施設・交通手段・治水といった社会生活及び生産に直結するインフラのありように注目する。第4部「史資料との格闘! 都市大阪周辺地域の史実」は、論にする際に視点の確保に苦心し、困難を克服しようとする、歴史学の面白さを伝えるものを提示します。

執筆は、小田康徳、長尾 武、室田卓雄、小田直寿、馬部隆弘、俵 和馬、岡本 健、野高宏之、飯田直樹、堀田暁生、奥田裕樹、石原佳子、前田豊邦、岸本直文、曽我部愛、高橋伸拓、片山早紀、藤村尚也、十河良和、西川哲矢、田中万里子、山田裕美の22名。

<目次>
シリーズ刊行にあたって(地方史研究協議会 会長 久保田昌希)
はじめに(小田康徳)

第1部 飽くなき追究!――新しい歴史学の可能性と方法を求めて

第2部 史資料が語る!――おおさかの町と人

第3部 水と街道を注視する!――変化するものと変化しないもの

第4部 史資料との格闘!――都市大阪周辺地域の史実

あとがき(栗原健一)
執筆者紹介


詳細は……
https://bungaku-report.com/books/ISBN978-4-909658-92-0.html

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