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【古書】織田信長のすべて

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織田信長ってどんな人？というだけでなく、関連する合戦、家臣団、主要関係文献を網羅する。
執筆者は、石田善人、脇田修、小和田哲男、熊倉功夫、宇田川武久(敬称略)ほか。

シリーズ：人物シリーズ
書名：織田信長のすべて
編：岡本良一
発行：新人物往来社
発行年：1980年　初版　10刷
サイズ：20センチ×14センチ×3センチ　289ページ
状態：良　（カバー背上部イタミがありますが、きれいな状態です）

ブックカバー

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編者のことば
「人生五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻のごとくなり、一度生を得て滅せぬ者のあるべきか」は、信長が常々愛誦していた幸若舞敦盛の中の有名な詞章であるが、それをそのままに、念願の天下布武を目前にしながら、思いもかけぬ明智光秀の反逆に、劇的な最後をとげたその四十九年の生涯ほど、波瀾に満ちたものはあるまい。「織田がこね、羽柴がつきし天下餅、座して食うは徳川家康」とは、近世日本の幕あけ期を代表する三人の英雄の歴史的役割を比喩的にいった周知の評言である。三人の役割がこんな簡単な表現でいいつくされるものでないのはいうまでもないが、少なくとも信長が、なお明けやらぬ中世的薄闇の中に、明るい、そして力強い近世的な曙光をさしこませた最初の人物であったとすることに異議をとなえる人はいないであろう。（岡本良一）

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