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【新刊書】13 サーティーン

¥3,190 税込

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明治から隔離政策を受けてきたハンセン病。
現在では治療法も確立し、隔離される根拠法もなくなりました。
風化しつつある隔離の歴史と風景を、8×10(えいと ばい てん)や35ミリのフィルムカメラで記録。入所者の作品とともにまとまりました。

書名:13 サーティーン ハンセン病療養所からの言葉
著者:石井正則
発行所:トランスビュー
装丁:寄藤文平+古屋郁美(文平銀座)

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<トランスビューさんによる紹介文>

「指は曲がっていても
 天をさすには少しの不自由も感じない」(志樹逸馬)

隔離の中で生まれた詩と失われゆく記憶を残すために


明治以降、約90年続いた隔離の歴史。
全国に13ある国立ハンセン病療養所には、その記憶を色濃く残した「風景」とその中でしか生まれえなかった「言葉」がある。
8×10や35mmのフィルムカメラを携えて、各地を訪れた石井正則はそこで感じた「空気」を写真に収めてきた。
写真と入所者の方々の詩で綴る、療養所の姿。
カラーフィルムで撮影した約100点の写真に、入所者の方々の力強い詩 23篇を掲載。
木村哲也氏(国立ハンセン病資料館学芸員)による、ハンセン病政策と療養所の歴史についての解説も収録する。

【掲載詩】
国本昭夫「妹の手紙を見て」
久保瑛二「心のたより」
水野きよし「母」
塔和子「金魚」
厚木叡「伝説」
森春樹「微笑まなかった男」
秋田穂月「島の火葬場にて」
中石としお「石女」
北浜知代「解剖」
島村静雨「海と断層」
C・トロチェフ「びよういんのさくら」
越一人「栗生望学園」
近藤宏一「舌読」
西羽四郎「癩憲章」
森中正光「指」
戸田次郎「解剖室の感想」
福寿美津男「特別病室」
藤本とし「呼吸のおくで」
島田等「橋」
谺雄二「ライは長い旅だから」
堂崎しげる「ひかりについて」
志樹逸馬「曲った手で」
島比呂志「病める樹よ」

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