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「世間」からズレている。
人は十人十色、多様性な社会ともいうのに、「ズレている」とはどういうこと?
具体的な事例で詰めて考えようとする伊集院光氏。
まあまあ、猫をごらんよと諭す養老センセイ・・・と読めなくもない?
書名:世間とズレちゃうのはしょうがない
著者:養老孟司 / 伊集院光
構成:片岡義博
装丁:bookwall
装画:長場雄
本文イラスト:ヤギワタル
装丁・章扉写真:Shu Tokonami
出版社:PHP研究所
出版年:2020年10月 初版 3刷
サイズ:高さ19センチ 厚み1.4センチ 192ページ
【目次】
第1章 僕らは世間からズレている
第2章 僕がなんで不登校になったのかというと。
第3章 世間って、そもそも何でしょう
第4章 たまに世間から抜け出す方法
第5章 先生のその発想は、どこから来ているんですか?
第6章 「シーラカンス」がいることは、希望ですね
<PHP研究所による紹介文>
世間からはじき出されないことを願う理論派・伊集院光と、最初から世間からはみ出している理論超越派・養老孟司。博覧強記でゲーム好きという共通点がある二人が、世間との折り合いのつけ方を探ります。
見た目が大きくて、子どものころから同級生との違いをひしひしと感じ、「世間からはじきだされることがこわかった」という伊集院さんは、不登校になった理由や落語の道に進んだわけを明かしつつ、「人間はそもそも群れの中で生きる動物。『他人に優しくなるほうが得』ということになるんじゃないかな」と語ります。
一方「自分ははじめから世間から外れていた」と語る養老さんは、「都市においては、意識で扱えないものは排除されます」という都市論・世間論を展開。さらに、たまには世間から外れて世の中をながめてもいいんじゃないか、と世間から抜け出す方法を提案します。
抱腹絶倒のトークから、世間とズレながら生きていくヒントが得られる一冊です。
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