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中世のことばと絵 【古書】常設本

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【常時棚においておきたい本】
一遍上人絵伝の修復が終わって公開されたり 鳥獣戯画はアニメーションのルーツだといわれたり 絵巻は人気があります。
でも、細かいところを研究しようとするとなかなか難しいところがあちこちと落とし穴のように存在します。
歴史を考える方法として絵巻を見たらどうなるか。
五味先生がじっくり取り組まれた1冊。

<オビの文>
わびしく簡素なたたずまい、領地を与えるしらせに一喜一憂するまずしい絵師とその家族――絵巻『絵師草紙』は絵師が領地をめぐる窮状を、絵と詞(ことば)に託して訴えるという体裁をとっている。しかし、この絵は生々しい実感に富む反面、どこまで事実に即した情景なのかは容易に判断できない。
本書は『絵師草紙』を読み解く作業の中で作者像を明らかにし、絵だけではないことばとの交流を通して、新しい史料としての絵巻の活用を試みる。
『 中世のことばと絵』中公新書 995
著者: 五味文彦(ごみ ふみひこ)
出版社: 中央公論社
刊行年:1990年11月 初版
サイズ:高さ18センチ 192ページ
状態:良(カバー・オビ付き 特段の劣化はありません)

※アルコール清掃などのクリーニング実施済

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